vol.1 カンロ株式会社「カンロのカイロ」
経営層の理念や社員の身近なネタをアップして
インナーコミュニケーションを活性化

導入は2018年。カンロのknowledge boardは「カンロのカイロ」と名付けられ、「Hellow Idea」というコンセプトのもと「経営」「職場」「人」「今」を見える化し、信頼され愛される社内コミュニケーションメディアを目指しています。


掲載する記事コンテンツは、すべて社内で企画作成。運営を担当している内山妙子さん(コーポレートコミュニケーション本部長)と武井優さん(コーポレートコミュニケーション本部、広報部係長)に、お話を伺いました。

(左)武井優さん、(右)内山妙子さん

目次

導入のきっかけは?

現在、カンロ本社は東京・新宿にありますが、以前は中野にありました。ビルの6階分にそれぞれの部署が入っており、コミュニケーションが分断されていたのです。


2018年1月、カンロは本社を東京・中野から新宿に移転。同時にICやタグラインを変更し、コーポレートメッセージを発信しました。その際に、課題を抱えていたインナーコミュニケーションの強化を目指し、会社の理念やビジョンを社員1人1人へ直接、素早く伝えるために「Web」による社内報に注目していたこともあり、knowledge boardの導入を決めました。


knowledge boardのシンプルで洗練されたデザインもいいと思いましたし、アマナさんが自社で運用し長く使っていることも決め手。実際の活用事例が豊富で、導入後をイメージできて参考になりました。

どのような体制でどんな記事を配信しているか?

全国の拠点や部署からコミュニケーション委員として30人が参加し、5人1組の6チームを編成して企画・取材を進めています。記事を書くのも社員が自ら担当。各チームのリーダーは、中心にいる私たち広報部員と打ち合わせをしながら制作を進め、毎週火曜日と木曜日に2本ずつ、計4本を毎週アップしています。

『カンロのカイロ』

たとえば、社長メッセージを伝える「社長の目」、商品開発の裏側や新商品の紹介、トレンドの研究、お客様からの声、また食や趣味、部活動といった切り口で社員を紹介するなど、「経営」「職場」「人」「今」というコンセプトに沿ったさまざまなジャンルの記事を掲載しています。

三須社長のメッセージを伝える連載「社長の目」。

よく読まれている記事は?

最もアクセス数が多いのは、やはり社長メッセージです。トップのメッセージを社員全員に早く伝えたいという狙いが実現しました。経営層からのメッセージを読むことによって、社員は自分が今やっていることが会社の動きのどこにいるかがわかり、ただ目の前の仕事をこなすだけでなく大きな組織の中での自分の役割が明確になって、モチベーションアップにつながります。


それから、「カンロのカイロ」1周年を記念して、「社員の顔」という企画を実施。部署ごとに全員の顔写真と自己紹介を1カ月にわたって掲載しました。これで社員の100%が「カンロのカイロ」に参加するきっかけが作れたのではないかと考えています。

どのような効果があったか?

開始1周年のときにアンケートをとりましたが、人気のコンテンツは「人」。その人が普段どんな業務に取り組んでいるのか、どんな趣味をもっているのかなどに社員の関心は高いです。「『カンロのカイロ』を読んでから本人に会ってみたら、初めての感じがしなかった」「最初の会話のきっかけになった」などの声はうれしかったですね。


新商品開発の記事を見た営業が開発ストーリーを商談に利用したり、お客様相談室が開発の裏話を交えながら商品の説明をしたりといった活用もされています。


中にはポジティブな意見だけでなく、「くだらない情報は載せないでほしい」というお叱りもありました。今後はコミュニケーションをとりながら、そういう人も巻き込んでいきたいです。

現段階での課題は?

記事はすべて社員が書いています。プロの編集者やライターがそろっているわけではないので、「取材ってどうすれば?」「写真はどう撮ればいい?」と手探りでやってきました。ですから、文章力に不安があったり、記事の構成はこれでいいのかとか、写真も同じようなものが並んでしまったり。記事のクオリティについては悩みがつきません。


さらに、本社から離れた拠点では運用の難しさもあります。特に工場でPCや携帯を支給されていない従業員は「カンロのカイロ」をタイムリーに読むことができません。以前はプリントアウトして壁に貼ったりしていましたが、デジタルサイネージを設置してそこで読んでもらえるよう対応しています。

これからの目標は?

「カンロのカイロ」がTwitterやInstagramのライバルになるようなメディアを目指したいです。SNSのように、もっと身近な感覚で利用できるメディアになっていきたいですね。

knowledge board(ナレッジボード)は、インナーコミュニケーションを促進する社内報・ナレッジ共有のWebサービスです。株式会社アマナ社内でデジタルサイネージでの活用など様々な形で利用されている、amana knowledge boardの他企業向けクラウドサービスになります。